当社はアルミの生産や鉄スクラップの取扱、廃車の回収など本来の業務を通じて、サステナブルな社会への実現にむけて大きく貢献していると考えます。
今後は再生可能エネルギーへの転換の検討や資源循環への貢献により “カーボンニュートラル“ を目指します。
貢献量の考え方
新しくいちから作る工程よりもリサイクルした原料から製造したほうがエネルギーを使わずにすみます。
当社はこのエネルギーの差を貢献量ととらえて活動を推進しています。
当社の工場や事務所から出る直接の排出量は年間およそ8,000tCO2を推移していますが、貢献量は70万トンに相当します。
リサイクルアルミの社会への貢献量の考え方
リサイクルから製造するアルミニウムの再生地金(循環アルミ)のCO2負荷は、製錬アルミの1/30で1tあたり9tCO2の排出削減の貢献となります。
(出典:アルミニウム協会2050Vision)
鉄スクラップの社会への貢献量の考え方
鉄スクラップによる電炉鋼材のCO2負荷は高炉鋼材の1/4で、1tあたり1.5tCO2の排出削減の貢献となります。
(出展:三菱総研/環境省 国内排出量取引制度小委員会 鉄鋼連盟 発表資料)
廃車からのリサイクルパーツ、資源リサイクルの社会への貢献(クルマからクルマへ)
廃車から回収された使える部品はリサイクルパーツとして、残りのアルミや鉄スクラップについてももう一度クルマに生まれ変わります。
(出典:グリーンポイントシステム)
CO2排出量について
CO2排出量の推移
当社のCO2排出量は2019年度以来、着実に削減しています。
2023年度は7,684トンと、2020年度基準に比べて400トン減少しました。
今後は、再生可能エネルギーへの転換の検討や資源循環への貢献により将来的に “カーボンニュートラル“ を目指します。
CO2排出量売上高原単位の推移
自社より直接排出するCO2排出量を売上高で割った原単位の推移を指数化しています。
過去5年間では2019年を100とすると、2023は90と改善傾向にあります。